蓄電池の寿命を延ばすために賢い使い方を覚えよう

「蓄電池の寿命ってどれぐらい?」
「家庭用蓄電池の設置を検討している」
「エスコシステムズさんの評判が知りたい」

ここ数年で蓄電池が広く普及し始めましたが、購入してこれから使っていくのであれば、出来る限り賢い使い方をして寿命を延ばしておきたいところです。
一般的に寿命の目安はどのくらいなのかと言うと、サイクル数と呼ばれる単位を使って表されています。

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エスコシステムズが解説!蓄電池の寿命とは

蓄電池に一度充電を行って放電するのを1サイクルとしてカウントすることになりますが、現在発売されている商品は6000から1万2000サイクルが寿命であるものが多く見られます。
1日1サイクルで換算した場合には、約17年ほどであることがわかるでしょう。
家庭用蓄電池に使われているリチウムイオンは、スマートフォンのバッテリーにも使われていますが、年数とともに充電の容量が減り、使用できる時間がどんどん短くなるはずです。
家庭用蓄電池にもこれと同じようなことが起こると言うことです。
急に故障して使えなくなるわけではありませんが、少しずつ使用できる時間が短くなり、最終的には使えなくなると言うことです。
少しでも長く使い続けるためには、いくつかのポイントを押さえて使うようにしましょう。

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少しでも蓄電池を長く使い続けるためのポイント

高温での利用は絶対にやってはならない

その1つに挙げられることが、高温での利用は絶対にやってはならないと言うことです。
高温下で使用を続けると、容量の低下が進みます。
電池の中には電極と溶媒が使われていますが、これらの分解が進みやすくなってしまうことが1つの原因です。
出来る限り性能の劣化スピードを抑えるためにも、高温になる環境では使わないようにしましょう。

過充電や過放電は絶対にやってはならない

そして過充電や過放電は絶対にやってはならないことです。
充電が満タンになっている状態が続いたり、反対に容量が0になっている状態で放置すると、急速に劣化が進みます。
現在使われている商品には、自動で充電の量を制御し、満タンの状態が続かないようにしてくれるものがほとんどです。
反対にセーフティー機能が働き完全に使い切るのを防ぐような機能が付いているので、それほど気にする必要はないでしょう。

充電してから保管をする

そして充電してから保管をすることです。
電池残量がゼロの状態で放置すると、寿命を大きく縮めることになります。
例えば長期の旅行や出張等で電気を使わないにしても、容量を50%ほど保った状態で保管することを心がけましょう。

蓄電池の賢い使い方

そして賢い使い方としては、様々な機能が付いているので、自宅の利用状況に合わせて上手に活用していくことが求められます。
そのためにもまずは運転モードをしておくことから始めましょう。
運転モードは大きく分けると3つに分けられますが、メーカーにより呼び方は違うものの、内容にそれほど大差はありません。

経済優先モード

その一つが経済優先モードと呼ばれるものです。
昼間の時間内に太陽光パネルで発電した電気を全て電力会社に売って、蓄電池には安い深夜電力を使い充電するものです。
固定買い取り期間はまだあり、余剰電力がまだ高額で買い取ってもらえる場合には、経済メリットを最大限に引き出すためにも、こちらのモードを使っていきましょう。

蓄電優先モード

そして蓄電優先モードと呼ばれるものがあります。
電池の残量を設定することで、万が一停電が発生しても、ある程度の残量を確保することができるものです。
非常時の備えに導入する場合には、こちらのモードが良いでしょう。

環境優先モード

最後に環境優先モードと呼ばれるものです。
昼間の時間帯に太陽光で発電した電気をためて、日没から夜明けの間に自家消費に出来る限り回し、電力会社から購入する分を最小限に抑えるものです。
余剰電力の固定買い取り期間が終わった後には、売電価格が下がるので、こちらのモードを利用することが1つの基本です。
太陽光発電の設置状況、また自宅の消費電力量などを考えた上でモードを設定し、有効的に活用していきたいところです。

蓄電池は半永久的に使えるものでは無い

このように設置環境や使用方法に気をつけることにより、寿命を過ぎた後でも使い続けることが可能となります。
とは言え年数が経つにつれ容量が下がるため、最終的には動作時間がかなり短くなる、機能を維持していくことも難しくなるでしょう。
ユニット以外のモニターなどの機器が不具合を起こすことも考えられるのです。
耐久年数がかなり長いものとは言え、半永久的に使えるものでは無いことを念頭に入れて使うことを意識しましょう。
ユニット本体の寿命は約20年ほど、中には30年以上使い続けられるものもあります。
他の家電製品と比べると、かなり長いスパンであることがわかりますが、いずれにしろ買い替えが必要です。

まとめ

太陽光発電を連携させるためのパワーコンディショナーなどの機器は、本体よりも寿命はかなり短く、10年から15年ほどで交換しなければなりません。
部品を交換すればまだまだ使えるものが多いものの、本体の劣化が進んでいれば、買い替えを検討することも1つです。
海外は10年85年先の話であるため、その頃には蓄電池自体の値段、仕組みなども現在とは全く違っているかもしれません。
買い替えの際には様々な商品を見比べて、ライフスタイルなどに合わせて見合った商品を選び、使い方を考えていく必要があります。