医学部を目指すならばどんな予備校に通ったら良いのか

大学の医学部は、いずれ大勢の人を救うことを医師になることを目指す学部です。
しかし大学受験で最も入ることが難しい学部であり、高校で優秀な成績を収めて推薦を獲得したり試験で高得点を得なければいけません。
ですから、受験勉強をするときには、独力で頑張るよりも予備校に通って試験対策をするのが一番です。

一般的な予備校の場合

その際に通う予備校ですが、他の学部を志望する受験生も通う一般的なところか、医学部に特化しているところのどちらかを選ぶことになります。
一般的な予備校の場合は、受講生の多くが現役生という特徴があります。
コースはいろいろとありますから医学部向けの勉強はできます。
ただ、授業を受ける受験生の数が多いし、基本的なことはすでに習得していることが前提としてあります。
そのため、基礎ができていないとか、授業でわからないところが多くあると、次第に講師の行っていることがわからず置いていかれます。
まず自分自身で勉強をしようとするやる気と基礎的な学力がなければ、合格は難しいです。
もちろん、全員が試験に落ちるわけではありませんから、適性があれば問題はありません。
全国的な大手であれば講師陣の質は高いので、成績を大幅に伸ばすことは可能です。
それから、途中で進路を変更したいと考えたときに、柔軟に対応できる点もメリットです。
前述のように医師になることは、とても難しいことですから、自分の学力を考慮して他の学部に変えるということは決して間違った選択ではありません。
そういうときには、あらためて進路にあったコースに移れます。

富士学院など医学部の特化している予備校

一方で特化しているところは、基礎的なことからしっかり学べます。
イメージだけだと優秀な受験生ばかりが集まるように思えますが、そうではないので大丈夫です。
大抵のところは、大人数のクラスではなく少人数のクラスあるいはマンツーマンで勉強を進めます。
講師は常に理解度を把握しており、それにあった授業を行います。
そして、基礎的な部分をしっかりと身につけた後の応用も合格するためのノウハウを知り尽くした講師がいますから問題はありません。
手厚く勉強を見てもらえるということで、受験に失敗してしまった浪人生が多く通っています。
ということで、基礎的な部分に不安があり着実に医学部合格にむけて勉強をしたいというならばこちらが向いています。

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2つの予備校の違い

ちなみに、2つの予備校の違いですが、年間の授業料も大きく違います。
一般的なところであれば100万円くらいですが、特化しているところであれば400万円から500万円くらいはかかります。
もともと、医学部というの学費や寄付金で相当の出費をすることになるので、経済的に裕福な家庭でないと通えないと言われています。
入る前の勉強で、ドレだけの負担ができるかということも予備校を選ぶポイントです。
もし経済的な負担はできないし、一般的なところの勉強ではついていけないというならば、きっぱりと受験を諦めるというのも選択肢の一つです。

これらのことを踏まえてどちらのタイプの予備校を選ぶのかを決めた後は、どこに通うのかを決めなければいけません。
ここでは、特化しているところの選び方を見てみましょう。

どのように勉強をすすめるのか

比較するポイントは、第一にどのように勉強をすすめるのかということです。
少人数あるいはマンツーマンでの勉強であるならば、どちらのほうがやる気が出るのかを考えましょう。
ある程度はライバルがいたほうが良いというならば少人数制を選んだほうが良いですし、つきっきりで勉強を見て欲しいならマンツーマンにするべきです。

過去の実績と講師の質を確認する

そして勉強の質ですが、優秀な講師がいること、過去に多くの合格者を送り出している実績があることを確認しましょう。
過去の実績については、公開されているので簡単に調べられます。
優秀な講師については、学歴や講師として活動している年数などが参考になります。
教え方をしりたいときには、体験授業を受けられるかを確認しましょう。
実際に授業を受けてみれば、スピードや解説のわかりやすさがわかりますし、他の受講生の様子も見られます。
WEBサイトやパンフレットだけではわからない情報が手に入る良い機会です。
体験授業を受けておけば、そのまま通うことになったとき、授業料が割り引かれるところもあります。

通いやすさ

続いて通いやすさですが、学校からの距離が遠いと移動時間がかかってしまい勉強できない可能性があります。
通いやすい距離のところを選ぶと良いでしょう。
しかし勉強に集中できるように受講生専門の寮を用意しているところもあります。
寮では勉強だけでなく食生活や健康についてもサポートしているので、理想的な環境を構築できます。
1日のほとんどを試験勉強に費やす覚悟があるならば、そういうところを選ぶべきです。

まとめ

そして最後は授業料です。
一般的に400万円から500万円くらいはかかるとはいうものの、比較すれば金額はかなり違います。
理想的な面ではなく現実的な面から選ぶならば、家計からどれだけのお金を出せるかが重要です。