フリーランスエンジニアとして活躍するための条件

この記事は以下のような人におすすめです

・フリーランスエンジニアとして活躍したい
・フリーランスエンジニアの求人情報を探している
・フリーランスエンジニアとして成功する方法を知りたい

フリーランスエンジニアとして活躍したいなら、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
その中でも特に重要なのは、組織に属していないデメリットを解消することです。
企業で働いているエンジニアは、自分で仕事を受注する必要がありません。
基本的には上司から命じられた業務を遂行することになります。
それに対してフリーランスの場合は、自分で仕事を見つけなければなりません。
そのための宣伝や営業活動を自分で行う必要があるということです。
したがって、エンジニアとしてのスキルが十分でも、それが売上に結びつかないケースもあります。
言い換えると、フリーランスとして独立するなら、そういった方面のノウハウを習得することも必要というわけです。

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クラウドソーシングを利用する

十分な準備をすることで事業を成功させやすくなります。
ただし、この点に関しては別の方法でカバーすることも可能になりました。
それはクラウドソーシングを利用するという手段であり、発注したい人と手軽にマッチングできることが多いです。
発注者が案件を出しているので、それに応募して引き受けるタイプはタスク型と呼ばれています。
それとは別に交渉して受注するプロジェクト型の案件もあります。
こちらに関しては、複数のエンジニアが応募して、その中から発注者が選択するケースも増えてきました。
いずれにせよ、昔のように自分の足で仕事を探すような時間がかかりません。
とはいえ、クラウドソーシングを利用する人が増えているので、仕事の奪い合いになっているのが実情です。
そのため、やはり昔ながらの方法で受注することも視野に入れたほうが良いでしょう。

エンジニアの交流会に参加する

その代表ともいえるのが、エンジニアの交流会に参加することです。
ここで人脈を広げておけば、思わぬところから仕事が舞い込んでくることも珍しくありません。
発注者の立場になる人が出席していることも多いので、積極的に声をかけることがポイントになります。
企業に所属するエンジニアとの大きな相違点として、業務に関するスタンスの差が挙げられます。
チームで取り組んでいる場合、一人ですべてを担当することはありません。
業務を複数の工程に分けて、それぞれ引き受けるところを決めるのが一般的です。
したがって、製品のテストだけを担当するようなケースもあるでしょう。
それに比べてフリーランスの場合、すべての工程を一人でこなすことが当たり前です。
自分以外に担当する人がいないため、手を抜いたらその分だけ仕上がりが遅くなってしまいます。

最初にスケジュールをしっかり設定する

ですから、最初にスケジュールをしっかり設定し、その通りに進めていこうとするスタンスが不可欠です。
もちろん、企業のエンジニアにとってもスケジュール管理は重要です。
しかし、一般的にはチームのリーダーが管理してくれるので、その指示に従って進めるだけで良いでしょう。
フリーランスはリーダーと部下の両方の役割を担います。
これは比喩ではなく、本当にその意識を持って取り組まなければなりません。
果敢に仕事を進める部下としての一面に加え、冷静に現状を見極めるリーダーの視点も必要です。
どれだけ根性で頑張ろうしても、納期に間に合いそうにないなら、早い段階で見切りをつけることになります。
発注者に相談して事情を説明し、どうするのが最善か検証します。

経営者の立場で物事を考える

大袈裟にいうとエンジニアではなく、経営者の立場で物事を考えることになります。
納期に間に合わせようとしたとき、他の仕事を断る必要があるなら慎重に検討しましょう。
残りの仕事を引き受けたほうが、報酬の総額が大きくなることもあるからです。
ただし、納期を守らないなら、その悪評が広まって今後の仕事に支障が出ることも十分にありえます。
事業主としてどうすべきか熟考して行動することがポイントです。
フリーランスエンジニアとして成長したいなら、苦手な案件も積極的に引き受けることが欠かせません。
そうすることで、今後の仕事の展開が有利になることを期待できます。

得意な案件を手掛けてスキルを磨くことも有効

これまでクラウドソーシングで手を出せなかった案件にも、積極的にチャレンジできるようになるでしょう。
ただし、得意な案件を手掛けてスキルを磨くことも有効です。
一つのジャンルで秀でていれば、集中的に依頼を受けることも可能になります。
そうして発注者の間で認知度が高まっていけば、新規事業のパートナーとして優先的に選んでもらえるようになるでしょう。
いずれにせよ、自分にスキルアップを重視しているうちは、売上の伸びが低調になることも多いです。
しかし、将来への投資と考えて、その期間もポジティブに仕事を続けなければなりません。
場合によっては、セミナーなどを探して参加することも一つの手です。

まとめ

企業に所属しているエンジニアとは異なり、成長の機会は自分で用意する必要があります。
その指針を決められないなら、コミュニティに参加することでヒントを得ると良いでしょう。
たとえば、SNSを利用してフリーランスエンジニアは情報交換を行っています。